カフェブロッサム

複雑で多様化する現代。店内は、アンティークな家具、庭には癒し度の高い空間(パワースポット)が広がっているお店です。冬は暖炉に癒されます


ターシャ・テューダー訪問記 その1

事の始まり

西銀座某書店で細君は『今がいちばんいい時よ』と題する、老婦人の写真が表紙に目立った本を手に持って示した。
「それ、グランマーモーゼスの本?」と僕が尋ねると『ターシャテューダー!』と答えが返ってくる。
家内曰く、10年ほど前から時々耳にする名前で自然に恵まれたバーモントの片田舎でガーディニングを中心軸に自分の世界を作り、気ままな生活をしている90歳になる婦人であると言う。家内はそのライフスタイルに共鳴すると言う。後日、僕もその本に目を通してみると、ターシャとはなかなか面白そうな生活を展開している人物、しかも、僕達の生活そのもののような気がしてならない。その彼女の生活をこの目で見てみたいと思うのは期を待たないものだ。Webで調べると、彼女の庭を公開する時期があり、9月10日(土)がその日であることを知る。まず電話を入れてみる。先方からは参加チケットはSOLD OUT!だと答えが返ってきた。
「日本から出掛けて参加したいのですが・・・・・」と熱意を伝えると「OK,No problem!」、参加申込書をすぐ郵送するから住所氏名参加人数、カード番号を記して返送するようにと指示あり訪問日は決定する。

2005年9月4日(日)

ターシャのガーデンツアー参加は9月10日午後と、決まった。航空券、ハーツレンタカーの予約手配と旅行の準備を整え、ニュヨークまで飛ぶ。予定日の10日までは、周辺の興味のあるところを回って時間調整をする。
夕刻JFK通関をでて、マンハッタンに向かい、グランドゼロの近くにある中華飯店にて夕飯を済ませ、トンネルをくぐり、ニュージャジーに渡り、夜も遅くなったので、途中で宿泊。
まずは、アーミッシュのパラダイスに向かったのでありました。

9月5日(月) アーミッシュの人達がすんでいる「パラダイス」を見学。周辺は平らな農場ばかりで山らしきものはなく、空が限りなく広く、気持ちがよい。しかし、現役時代に訪れた時より
幾分か、街は発展して賑わっている。

この地域に入って行くと、いきなり、バーギーと称する馬車にであうことになる。
この町での宿泊は、アーミッシュの人達が生活しているまさにその中心部であった。

家人は地味なエプロンを買った。

アーミッシュの人達は出来るだけ現代の便利な手段に頼らず、宗教を中心にすえて、伝統的生活を続けているのが非常に興味のあるところです。

パラダイス周辺をドライブしていると、このようなアーミッシュの子供たちが野球をしている光景にもめぐり合うことができる。古きよき時代のイメージが思い出されるのです。

湿度40%、程よい日差し、どこまでもひろがる空、のどかな風景、平生は、極東の盆地にて時を過ごす私にとっては、限りなく魅力的な風景です。視界に不細工なものが皆無なのも気持ちがよい。

アーミッシュの家族ではこのように洗濯物がかならずといってよいほどに、ロープに掛けて干されている。堅実な生活が伝わってくるような風景ではありませんか!

これがバギー。あちこちで見かけるのですが、カメラで撮ろうとすると意外と速度が速いので機会を逃してしまう。この写真は、直線コースの向こうから向かってくるのを察知して、用意万端準備、ようやくゲット出来ました。

このあたりが、パラダイスの中心、この画像の横に雑貨屋さんがあり、そこで、ランプのホヤを買った。ついでに、似たようなおじさんを入れて記念写真。

ナビゲーターの愛妻は時間があると、しょっちゅう地図を調べています。このあとは、田園風景を後にして、大都会フィラデルフィァの旧市街の中心にあるという「アメリカ最古のレストラン」にランチを食べる為に出発しました(この地より約3時間のドライブ)。

これは、アメリカ最古のレストラン「City Tavern」のホールでの記念写真。建物はレンガを積んだもの。様式はコロニアルスタイル、内装もその当時の風情を再現、立ち働く人たちのコスチュームも17世紀のスタイル。使用されている家具もしっかり出来ていて、まるで我が家に居るような錯覚におちいります(因みに僕は28年前、自宅をこんなスタイルで建てて家具もその当時の様式のものを使っています)。

裏庭では自家製エール(ビール)lが楽しめる。僕もちょうどのどが乾いたところであったので、いただきました。いやーぁー。実においしかった!ややビターな感じが出ていてとてもよかった。最近日本のラガービールは甘口でマイルド過ぎて、物足りないのですが、皆さんそうおもいませんか?余談はさておき、いよいよグレートなランチをいただきました。

これがランチでした。ポークの塩漬けを料理したもの(ドイッチェラント風)。塩抜きは程よく、食べ応えのある逸品でした。このテーブルウエアーが渋いではありませんか!パンなどもピューター的容器に盛られていて・・・。 満腹の後、店を出て、少しほろ酔い加減で旧市街を散策後、すぐそばを走るフリーウエー95に乗ってニューイングランドに向けて北上を開始しました。